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No.01夏 雑感

2017.08.01

夏 雑感

毎日、暑いですね。
最近、俳句番組を観るようになって「歳時記」に興味を持つようになりました。
酷暑、極暑、溽暑、炎暑
夏の季語を「歳時記」で調べると上記のようなたった2文字で暑さの表現が肌で伝わるような言葉がみつかります。
わずか17文字で思いが伝えられる「俳句」の世界にすっかり魅せられてしまいます。
というのも、仕事柄、法令・条文に接する機会が多いので、ガチガチの法律用語・文章表現にこの暑さと相俟って、心身ともにダメージを受けるわけです。 詠み手の想像、判断に委ねて関心を誘う俳句の世界観と違って、法律は解釈が独善的にならないように厳格です。だから読むほうも大変です。

例えば・・・
【所得税法第34条 扶養親族】
居住者の親族(その居住者の配偶者を除く)並びに児童福祉法(昭和22年法律第164号)第27条第1項第3号(都道府県の採るべき措置)の規定により同法第6条の4(定義)に規定する里親に委託された児童及び老人福祉法・・・・(略)・・・・のうち、合計所得金額が38万円以下である者をいう。

と、こんな具合で突き詰めて読むと、かなりの体力と脳力(能力ではありません!)が必要です。
法律条文に向き合う機会が結構ある職務に従事している者として(こんな言い方も固くくどいですが・・・)、仕事を離れれば正反対の情緒にあふれた俳句の世界に浸るのもなかなかいいものです。

ここで一句・・・と行きたいところですが、「才能ナシ」なのでやめておきます。